「NICHIAではたらく」を知るマガジン

2025.05.08
【異職種対談】社内を支え、社外とつなぐ、多岐に渡る事務系業務の連携と挑戦

MEMBER
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人事本部 人材育成センター
K.K.(2024年入社)
徳島県出身。新卒採用や様々な社内研修、イベントの企画運営を担当。学生や求職者にNICHIAの魅力を伝えることが目標。
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第三部門 企画・調達グループ
M.K.(2023年入社)
千葉県出身。様々な部署の企画・調整業務を担当し、海外営業と本社の橋渡しなども行う。語学研修を通した英語のスキルアップに挑戦中。
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第二部門 調達部
E.K.(2023年入社)
徳島県出身。LED後工程部材の調達と交渉、調整を担当。将来的に一人でも対外交渉を完遂できることを目指している。
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人事本部 人事部
M.H.(2020年入社)
香川県出身。中途・期間・派遣社員の採用業務を担当。業務効率の改善や新たな仕組みづくりを推し進めている。
※所属は2025年2月28日時点
NICHIAの技術と製品を事務系スキルとコミュニケーション力で支える
まずは、皆さんの業務内容について教えていただけますか?
K.K.
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私は新卒採⽤や社内研修を実施する人事本部 ⼈材育成センターに所属しています。新卒内定者に向けたイベントの企画運営や専用サイトの運営と、専⾨部署の社員から知識を学ぶプロフェッショナル講座や語学研修など幅広く担当しています。
M.K.
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磁性材料や蛍光体、有機金属錯体などの機能性材料を扱う第三部門の企画調達グループで、他部署との調整的な業務やそのための各種資料の作成を中心とした企画の方を担当しています。これからは磁性材料の拡販に向けた、海外営業と本社の橋渡し役も担当していくので、K.K.さんの部署で英語研修を受けさせてもらっています。
E.K.
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私は第二部門の調達部で、社外メーカーから樹脂やフィーラーといったLEDの後工程部材が問題なく供給され続けるように調整や交渉をする調達を担当しています。例えば、部材の値上げがあれば状況を調査して、コストダウンさせるか供給を維持させるために値上げを受け入れるかなどの判断や交渉をします。
M.H.
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K.K.さんと同じ人事本部ですが、私は人事部で、中途入社者や有期契約社員、派遣社員の人員計画や採用、契約に関する業務を中心に行なう部署にいます。その中でも有期契約社員と派遣社員の契約の更新業務に携わっています。
皆さん、様々な部署との関わりが多そうですね。どのような連携をされているのでしょうか?
K.K.
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社内研修の講師や採用試験の面接官を各部署に依頼するので、役職や年齢関係なく、皆さんに協力をお願いすることが多いですね。それと課内システムやデータ管理の面でシステム部署と連携をしながら業務の効率化を図っています。
M.K.
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私たちも業務システムの導入をシステム部署に依頼しましたよ。売上や利益予測を集計する業務で、製造部や営業の皆さんに色々と教えていただいたり、システム、物流、技術など本当に多くの部署の方に頼らせてもらっています。入社当初は誰に聞いていいか分からなかったのですが、徐々に頼れる人が増えてきました。
M.H.
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採用や契約を行うにあたり、開発や製造をはじめとした社内の様々な部署と関わります。その中でも一番関わるのが給与関係の部署ですね。情報共有やデータベースの構築などでより連携を図っていければ、業務効率がさらに改善されていくと思います。これは今後の課題ですね。
E.K.
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社内のほぼ全ての部門とやり取りをしています。例えば、開発の方に素材の特性や所要量の目安、設計に構成部材、企画に伸びる見込み、営業に動向背景を聞いて、生産計画に調整依頼をして、製造と在庫の情報共有をして、という全方位な感じで(笑)。部材メーカーさんと直接交渉をするので、情報や知識はすごく重要です!
やりがいと達成感を生み出す、企業と社員、部署同士の相互関係
皆さんそれぞれのやりがいや達成感はどのような場面で感じますか?E.K.さんの業務にあたる交渉は上手くいった時にかなりのやりがいを感じそうですね。
E.K.
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そうですね。会社全体の利益に対して直接的に関わる仕事なので、責任の重さやプレッシャーを感じますが、値上げの抑制やコストダウンなどを実現できた時は、貢献できているなと思います。事前に数字のデータで固めて準備して交渉に行くのですが、相手との長い関係性や、過去に「困ったときこういう協力したよね?」の押しで最終的に交渉の成功に繋がったこともあります(笑)
M.H.
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契約書を締結するという非常に地味な業務なのですが(笑)、自分の業務改善提案が採用されて、業務効率が上がった時にやりがいを感じますね。データや契約書の管理も重要な仕事なので、データの一元化や書類の管理方法など、紛失やミスが起きないようにする工夫をしています。
K.K.
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実施した社内研修を受講者の方に満足してもらえることがやりがいですね。受講者の方から「とても充実していたよ」や「ありがとう!」と言われると、すごく嬉しいですし達成感があります。それも講師をしてもらえる専門部署の皆さんのおかげですね!
M.K.
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調整役は他部署の方に何かを依頼することが多いのですが、逆に「ちょっと見てほしいんですけど」と頼られて感謝されると嬉しいですね。いつも色々とお願いをしているので、借りを返せたー!みたいな(笑)。海外の営業さんが来られて、通訳として間に立てた時もやりがいを感じました。
M.K.さんは3年目と伺っていますが、どれぐらいの期間英語を勉強されたんですか?
M.K.
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入社した年の夏ぐらいから受けさせていただいているので、1年半か2年弱ぐらいは勉強をしています。もっと貢献できるように頑張ります!
E.K.
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交渉が難航して折り合いがつかない場合は、海外にあるメーカー本社に行って直接交渉をすることもあります。私はまだ行ったことがないのですが、今後あるかもしれませんね。中華圏が多いので、その時には中国語の研修をお願いします!
K.K.
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中国語のオンライン受講サービスか、県内で中国語の塾を探しておきます。
M.K.
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ありがとうございます!会社にありがとうございます!
徳島出身でも知らなかった、オープンで風通しのいい企業風土
若手から中堅にかけての皆さんですが、入社前はNICHIAに対してどのようなイメージを持たれていましたか?
K.K.
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私は徳島市内出身ですが、中学生ぐらいの時に青色LEDのノーベル賞のニュースがあって、すごい企業なんだなって思っていました。なので就活の時もLEDの会社というイメージでした。
E.K.
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私は市内ではないですが徳島県出身で、K.K.さんと同じイメージでした。でも徳島県内だったら、「NICHIAに入社したよ」って言ったらもうみんなから拍手されますよ!年代によってイメージは違うのかもしれませんね。
M.H.
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私は香川県出身ですが、正直聞いたことがなかったです。NICHIAはあまりCMなどの広告を打たないので。徳島から外に出ると認知度はちょっと低いのかなと思います。
M.K.
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千葉県出身で、就活している時期は関西にいたので、私も知らなかったです。国公立大学の体育会系部活の就活生限定という物凄いニッチな合同説明会でNICHIAを知りました。なんだかすごくいい会社があるなと思ってエントリーしました。
入社してからの印象や、「これはNICHIAならではだな」と思うことはどのようなことでしょうか?
K.K.
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同じ部署だけでなく、違う部署の方でも丁寧に対応してくださって、困った時は年齢、役職関係なく助けてくれるところでしょうか。本当に皆さん優しくしてくれます。あとは若手のうちから、やりたいことをどんどんやらせてもらえます。何でも経験させてくれますね。
M.H.
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K.K.さんの言うように、社員のやりたいという提案に対して、それが良ければやらせてくれる風土はNICHIAならではかもしれません。そこにしっかり予算をつけてもらえるところもありがたい環境ですよね。
M.K.
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役職で呼ばずに「さん付け」で呼ぶところに、NICHIAらしさがありますよね。そういう誰とでも話しやすいフラットな雰囲気があるなと感じます。規模の大きい会社なので、シビアで厳しいのではというイメージを持って入社しましたが、実際にはオープンな雰囲気で働ける環境です。
E.K.
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「さん付け」は確かに!意識してなかったけど、今気付きました(笑)。私も他部署の役職者とも意見交換がしやすい風土がNICHIAらしさだと思います。分からない分野や進め方を他部署の方に相談すると、すぐにアドバイスをもらえたりするので、役職にこだわらず協力的な方ばかりだと思います。
ちなみにM.K.さんは関東から徳島に来られて、仕事以外の生活はいかがですか?
M.K.
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都会のような慌ただしさがなく、定時で家に帰ってゆっくり勉強できるので、私には肌の合う環境ですね。それと、自分の人生で車を買うことがあるなんて!って驚きました。車に貼る通勤許可証シールをもらう時に、「このNICHIAシールを貼ったからにはもう自分がアイドルだと思って運転してください」と言われました。ものすごい安全運転で通勤しています(笑)。
社員を全力でバックアップしてくれるからもっと挑戦したくなる
皆さんの業務がNICHIAの事業継続にとって非常に重要であることがよく分かりました。今後取り組みたいと考えている挑戦や目標などはありますか?
K.K.
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先ほどのお話にもありましたが、NICHIAは県内での認知は高いですが県外ではまだまだ知らない人がほとんどなので、人事としてもっとNICHIAの魅力を伝えて、多くの学生やキャリアを積まれた方に来てもらうことが目標です。そのためには、合同説明会などでしっかり質問に答えられる知識を身に付けることが絶対に必要だと思っています。
M.K.
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私も知識の必要性を感じています。特に語学や会計知識など、幅広い部署で役立つ知識とスキルです。語学で言うと、海外顧客の話を聞き取ってそれを伝達するだけでなく、自分でもコメントやコミュニケーションが取れるレベルですね。さまざまな部署に関わるからこそ、汎用的な知識とスキルでもっと貢献していきたいです。
E.K.
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個人的な目標は、交渉を1人で完遂できるようになりたいので、交渉力をアップさせていきたいと思っています。最近、交渉に必要なデータ集計や調査などの事前準備を効率よく進められる仕組みが部署の中に出来たので、そういう改善や変化の波に乗りながら、ステップアップした調達担当として活躍していきたいです。
M.H.
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人事にとって情報の共有は非常に重要なので、他部署との連携が今以上に取れる仕組みを作っていきたいと思っています。個人的な挑戦は、労働法などの知識についてもっと勉強をしていきたいです。契約書の締結や派遣関係の業務に関わってくる知識なので、しっかり身に付けておきたいです。
M.K.
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こういう挑戦ができたり目標が持てること自体、働きやすさの表れだと思いません?福利厚生もすごく充実しているので、メリハリも付けやすいですし。
E.K.
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本当に、私たちのやりたいことや挑戦をバックアップしてくれるいい会社ですよね。
M.H.
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そうそう。拠点が県内に固まっているので、あまり転勤がないのも生活基盤を固めやすくていいですよ。
K.K.
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内定者さんたちと話していると、挑戦したいタイプと福利厚生を大事にしたいタイプに分かれるなと感じていて。「それ両方とも実現できますよ!」っていうのがNICHIAの魅力なんだと感じています。