「NICHIAではたらく」を知るマガジン

2025.04.28
【徳島/横浜/諏訪】どの環境が魅力的?各拠点の仕事と暮らし心地自慢!

MEMBER
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鳴門工場
M.O.(2024年入社)
静岡県出身。鳴門工場で、主力商品のひとつである照明用LEDの高効率化設計を担当している。
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横浜研究所
T.T.(2020年入社)
兵庫県出身。入社後は徳島本社で勤務し、横浜研究所に異動。“まだ世の中にない”ハイパワーレーザー開発を目指す。
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諏訪技術センター
T.S.(2019年入社)
大阪府出身で、入社時から諏訪勤務。熱のシミュレーション技術を通して、開発・設計各部門と幅広く関わる。
※所属は2025年2月28日時点
拠点の役割と仕事|それぞれの立場で「新しいものつくり」
Q. 今回は、徳島・横浜・諏訪の各拠点でのはたらき方や暮らしをイメージしてもらうために、各拠点をつないでオンライン対談をしていきます。まずは自己紹介からお願いします。
M.O.
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M.O.です。鳴門工場で照明用LEDの高効率化の設計開発を行っています。出身は静岡で、学生時代は大阪に住んでいました。徳島には、NICHIAに入社してから住み始めました。
T.T.
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横浜研究所レーザー研究開発部のT.T.です。生まれは兵庫県です。本社採用だったので最初は徳島で働いていて、2年前に転勤で横浜に移りました。
主に加工用途のハイパワーレーザーの開発をしていて、将来的には新規用途の開拓等も行っていこうという考えでおります。今までなかったレベルのレーザー光を照射した時、何が起こるか誰も分からないですよね。だからこそ、潜在しているニーズを開拓できるんじゃないかと思っています。
T.S.
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T.S.です。拠点は諏訪です。主に熱のシミュレーションを使って、開発・設計部門のお困りごとの解決をしています。一例ですが、実装モジュールの放熱性改善の検討などに携わってきました。出身は大阪で、学生時代に長野に来てからずっと長野に住んでいます。
Q. では、各拠点がどんな役割を担っているか、簡単に説明してもらえますか。
M.O.
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鳴門工場は、主に車載用以外の照明やバックライトLEDの開発と生産をしています。
私が担当する照明用LEDの高効率化というのは、素材を変えたり部品の位置を細かく調整したりすることで、LEDをより明るくするためのブラッシュアップをする仕事です。設計したものを試作品として形にしてもらって、試験で評価していきます。
T.T.
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横浜研究所は主に研究開発拠点の役割を担っています。都心に近く、他の企業や研究機関、あるいは展示会へもアクセスが良いので情報を集めやすい環境です。そこで新しい発想を得て、他にはない面白いことに挑戦していく役割だと認識しています。
NICHIAは、新しいものを世界に発信していこうという気質の会社で、先日は同じ部署の人が国際学会で発表していました。自分達の仕事が世界中から注目されていると実感できて、それが自分のモチベーションになったりもします。
T.S.
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諏訪技術センターは、LEDやLDの応用製品の開発拠点です。
私は、LEDやLDの設計をするにあたって、どうしたらもっと出力が良くなるか、放熱性能が良くなるか、あるいはなぜ不具合が起きているのかといったメカニズムを、シミュレーション技術を使って解明したり改善したりしています。
測定装置なんかの設備は徳島や横浜の方が充実していると思いますが、諏訪はパソコンやソフトにコストをかけているイメージですね。何百万円もするアプリケーションを何ライセンスも使っていたりもします。
職場・通勤|職場は「デザインされた快適空間」がデフォルト
Q. 職場の雰囲気や規模感はどうですか?
T.T.
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横浜研究所はビル2棟建ての施設に、200名程度が働いています。うち1棟は完全に研究基礎研究用の拠点。各階とも広々としたフロアに2〜3の実験室が構えてあって、自分のスペースを持って各自の課題に取り組んでいます。大学の研究室に近い感覚がありますね。
横浜に移って驚いたのは簡単に外出ができることです。展示会などの機会も多く、事前に言えば気軽に情報収集ができます。面白いことがあればすぐに共有しますし、社外の機関・企業と密に連携して開発を行っているラボもあります。
T.S.
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なるほど。諏訪にもラボはありますが、どちらかというともう少し最終製品に近いもののを動かしている感じです。共同開発しているメーカーさんと一緒に効果をテストしたり、測定したりという使い方が多いですね。
M.O.
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横浜研究所って、何となくキラキラしているイメージがあります(笑)。
T.T.
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(笑)社員の印象は本社工場と変わらないですよ。和気あいあいとして気軽に話しかけられる感じです。普段はゆるっとしてるけど、何かを決める時は一生懸命決めていく、そんな雰囲気です。
M.O.
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鳴門工場は比較的新しいので建物も綺麗ですし、辰巳の工場や本社に比べたら規模は小さめですね。小さいからこそ距離が近いと言うか、試作や評価の依頼で関わり部署の方と顔を合わせる機会が多いので、コミュニケーションが取りやすい環境だと思っています。
T.S.
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小さいとは言っても、この3人の拠点の中では一番大きいですよ(笑)。私も行ったことがありますけど、海に近くて、美味しい海鮮料理屋さんも多くて良いですね。それに、野球場がありましたよね。サークル活動できる人数がいるのはちょっと羨ましい。
T.T.
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徳島の拠点は、どの拠点にもフットサルコートやテニスコートがあるんですよね。私は徳島で阿波踊りの団体に所属していたので、辰巳工場のフットサルコートを阿波踊りの練習用に使っていました(笑)。
それと、何かやりたいなと思った時にすぐ着手できる設備があるのは、徳島拠点の強みだと思いますね。
M.O.
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そうですね。まだ1年目で何の評価に使うかわからない機械も多いんですが……それぞれの製品に合わせた最先端の設備があって、本社や辰巳工場と連携しやすいのは、徳島の良いところです。
T.S.
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諏訪技術センターは、まず建物がかっこいいです。執務室は全面ガラス張りで、目の前には諏訪湖が広がっています。人数に対して十分なスペースがあるので、非常にゆったり働ける環境だと思います。
夏には諏訪湖の花火が間近に見られます。期間中毎晩花火が上がるんですよ。山に囲まれているので、花火の音が諏訪圏域でずーっと響いているという臨場感です。花火大会の日は社員の家族にも駐車場を開放しているので、みんな集まっているようです。
T.T.
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訪ねたことはないんですが、諏訪の建物がすごく綺麗だっていうのは噂で聞いていました。照明にも工夫があるとか。
T.S.
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そうですね、照明も考えられていて非常にキレイだと思います。ミラーやレンズを使ってライン上の灯りを作っていたり、階段のフットライトはセンサーで人を感知して1段毎に点灯したりと、非常にお洒落ですね。でもNICHIAは光の会社だけあって、どこも照明に凝ってますよね。
Q. 通勤方法や利便性なんかはどうですか?
M.O.
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私は家が近いので、徒歩か自転車で通勤しています。生活するには車は不可欠ですけれど、運転にはすぐ慣れますし、車を持ったことによってできること・行ける場所が増えたのでむしろ良かったと思っています。
職場も車通勤の人がほとんどですが、鳴門工場は駅にも近いので電車で移動するのも便利です。歓送迎会なんかは徳島市でやることが多いので、みんな電車を利用しています。
T.T.
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横浜は横浜市や東京からの電車通勤が多いですね。会社終わりにちょっと飲んでいこうかっていうことも多いです。遠いところでは千葉や静岡の人もいて、車で通っているようです。最寄りの新子安駅には複数の路線が走っていますし、高速道路のICも近いです。
T.S.
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諏訪では8〜9割が車通勤です。私自身は家が近いので自転車がメインです。諏訪圏域と呼ばれる15〜30分くらいのエリアや松本市に住んでいる人が多いですが、長野市からでも車で1時間ちょっとで通える環境です。
生活環境とオフタイム|ここにしかない環境を楽しむ暮らし
Q. 会社の周辺環境についても教えて下さい。拠点があるのはどんなまちですか?
T.T.
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研究所のある新子安周辺はすごく住みやすいです。都心部に比べれば人が多くないですし、家賃も高くありません。みなとみらいや横浜市街地には電車で15〜20分ほどで出られますし、東京にも電車で40〜50分です。
私は社宅に住んでいるんですが、社宅の建物があるわけではなくて、住みたいアパートを選んで会社に契約してもらう形をとっています。上限はありますが、2万円程度の負担で自分の住みたいアパートに住めるのは良いですね。
M.O.
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家賃の負担が軽いのはありがたいです。部屋もすごく広くて、学生時代に比べたらすごく生活しやすいなと思っています。
Q. M.O.さんは、入社する時、地方で生活することに不安はなかったですか?
M.O.
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特に不安はありませんでした。実際に近くにコンビニやスーパーなどもあって、不便だと思ったことは一度もありません。それよりも、私は自然光に近いLEDを作るというNICHIAの仕事に惹かれて入社しました。写真部に所属していて、光の入り方はとても大事なので興味があったんです。
T.S.
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諏訪は、持ち家の人も多いです。私も数年前に家を建てました。田舎は土地も安いので、予算の大半を家づくりに使えるのが良いところです。NICHIAは望まない転勤がほとんどないので、戸建ても持ちやすいと思います。
また、この辺りは酒蔵が多くてですね、街道沿いに酒蔵が立ち並んでいたり、各市に必ず酒蔵があるほどなんです。お酒好きな人には多分気に入ってもらえると思います。
あとはウィンタースポーツが好きな人とかには良い場所です。うちの部署には、仕事が終わった後に滑りに行く人もいるくらい。私も学生時代はよく行きました。
Q. みなさん、休日はどんなふうに過ごしているんですか?
T.T.
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お茶、お花、弓、刀と、西へ東へに習い事に行ってます。徳島の頃から続けているんですが、行事で全国に行くことが多いので、そういう面でも横浜拠点にしてから便利になりました。
M.O.
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私は、美味しいものを食べにドライブに行ったりしています。大阪にも毎月のように車で行っていますし、ドライブが趣味になって新しい発見もありました。
部屋も広くなったので家にいる時間が増えて、インテリアや部屋づくりにも興味が広がりました。
T.S.
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私は家を建ててから家庭菜園を始めました。近所の人達が野菜をくれたり、「大根抜いてみ」なんて言われてあったかい気持ちになったりしています。
Q. 最後に、NICHIAへの入社を考えている方に、メッセージをお願いします。
M.O.
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NICHIAは働きやすい環境なので、心配せずに入社してください。
この会社にいると、誰もが知っているNICHIAの製品が使われていたりして、実際に世界的に売れているんだと実感できます。
T.S.
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田舎なので少し勇気が要ると思うんですけど、優しい人が多くてですね、新しい人が来ることをみんながウェルカムに思っているような環境です。こういう中で働くっていうのもまた面白いかなと思います。
T.T.
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世の中にない新しいものを創ろう、新しいことに挑戦していこうっていうのはNICHIAの全拠点共通です。その中でも横浜は、「ここじゃないとできない面白いことに挑戦しよう」という気風があります。
NICHIAは、研究・開発に多額の投資をしていて、必要があれば最新機器を積極的に導入できる環境ですので、技術者、研究者にとっては楽しい会社だと感じています。また、今回各拠点の皆さんと話して、どんどん魅力的な企業になっていってるということも感じました。是非入社していただいて、一緒に新しいものつくりに挑戦していけたらと思います。